Campbell Scientific と Geo-Watersheds Scientific は、Cold Climate Housing Research Center (CCHRC) の研究パートナーです。CCHRC は、健康的で耐久性があり、エネルギー効率が高く、手頃な価格の住宅や、寒冷気候向けの建築製品や設計を推進する非営利の研究および試験組織です。
これらの組織間の協力を通じて生み出された応用科学と環境データは、アラスカ州全体の住民の生活環境を改善するために使用されています。これらの進歩は、世界の他の地域の生活環境も改善する可能性があります。その利点には、建設技術の向上、水資源の利用改善、エネルギー資源の統合などがあります。
CCHRCは最近、アラスカ大学フェアバンクス校のキャンパス内に新しい研究試験施設 (RTF) を完成させました。この施設は、さまざまな深さの永久凍土がある地域に建設されています。永久凍土は永久に凍った地面であり、基礎や構造設計に多くの課題をもたらします。これは RTF の主要な研究分野です。
RTF には、建物の下、基礎、床システム、壁や屋根のエリア全体にさまざまな監視センサーが装備されています。また、近くには気象および地質工学ステーションがあり、永久凍土、基礎、地下建物エンベロープの熱制御に関する理解を深めるのに役立ちます。
基礎システムは、下にある永久凍土が劣化した場合に将来的に再水平化できるように構築されています。基礎の下のジャッキ パッドは、建物の壁と下層の床システムを支えるコンクリート ビームを調整するために使用されます。
建物の建設にはさまざまな種類の床と基礎が使用されているため、異なる温度プロファイル セクションを監視して、下にある永久凍土への建物の熱流の熱分析を行うことができます。多数のサーミスターと CS616 土壌水分プローブは、CR10X および CR1000 データロガーの入力チャネルの容量を拡張する Campbell AM16/32A マルチプレクサによって処理されます。
CCHRC は、基礎システムの研究に加えて、RTF の建物の外壁、エネルギー システム、緑の屋根の研究にも力を入れています。このプロジェクトで収集されたデータは、運営、教育、研究に使用されます。このプロジェクトの詳細については、www.cchrc.org をご覧ください。
(CR1000、3マルチプレクサ)
(CR1000、3マルチプレクサ)
(CR1000、マルチプレクサ2台)
(CR1000、1マルチプレクサ)
(CR10X、1マルチプレクサ)