テュアラティンのカマルズ橋は、4 スパンの鋼製箱桁橋で、オレゴン州運輸局 (ODOT) の州全体の構造健全性監視 (SHM) プログラムの一部に含まれていました。カマルズ橋は、南行きの州間高速道路 205 号線と州間高速道路 5 号線が交差する地点にあります。ODOT は、温度や交通負荷の変化に対するこの橋の構造的応答の監視を改善しようとしていました。これは、複合コンクリート橋床版の両側にある縦方向の箱桁と横方向の横梁の間に疲労亀裂が発生したため必要でした。

橋梁の上部構造の横方向およびねじり方向の剛性が高く、水平方向の曲線が大きいため、疲労亀裂の性質と原因を特定するのは困難でした。亀裂のある疑わしい接合部は改修されましたが、ODOT は改修の効果を確認するための監視システムを望んでいました。

ODOT は、橋の監視システムの設計と設置にエンジニアード モニタリング ソリューションズ (EMS) を採用しました。このシステムは、箱桁と横梁のダイヤフラムの歪みと、それらの間の回転に関するデータを収集しました。さらに、箱桁の表面温度と気温も監視されました。

Campbell Scientific の CR9000X データロガーは、システムで使用されている 83 個のセンサーからセンサー データを収集しました。センサー データは 2 つの周波数で収集されました。低周波数データは、温度変化が橋の性能に与える影響を記録するために使用されました。データロガーは、事前に決定されたイベント基準に基づいて、短期的な活荷重の影響に応じて、高周波数データ (1 秒あたり 100 回) を記録しました。これにより、交通負荷が大きくなると、1 つ以上のひずみゲージがひずみしきい値を超えます。

橋の温度と交通負荷のデータは、データロガーから ODOT のコンピュータ ネットワークに 1 時間ごとにアップロードされ、橋梁技術者がカマル橋の構造改修の効果を評価するのに役立ちました。

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ケーススタディの概要

アプリケーション

交通量や気温の変化に応じた橋梁の性能評価

場所

オレゴン州テュアラティン

使用製品

CR9000X 

寄稿者

Barry Myers, P.E., Engineered Monitoring Solutions

参加団体

オレゴン州運輸局 (ODOT)

計測項目

ひずみ、歪み、変位、表面温度および空気温度


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