バイブレーティングワイヤ測定原理 バイブレーティングワイヤセンサーとその測定

バイブレーティングワイヤ 測定原理

バイブレーティングワイヤ センサーは、ひずみや変位などの外部物理パラメータをゲージ内の張力ワイヤの張力に結合します。ワイヤの張力はワイヤの基本共振周波数に関連しているため、ワイヤの共振周波数を測定すると、外部物理パラメータが測定されます。

電線の基本共振周波数の式

バイブレーティングワイヤ センサーの張力のあるワイヤは、ギターの弦に似ています。ワイヤ (またはギターの弦) の張力を高めると、ワイヤの共振周波数が上がります。ギターの弦を弾くとエネルギーが結合しますが、バイブレーティングワイヤ センサーのワイヤには、センサーに含まれる周波数掃引磁場によってエネルギーが結合します (図 3 を参照)。

静止時および励起後のワイヤ
図3. バイブレーティングワイヤ測定原理

ワイヤーが振動すると、データ収集機器がワイヤーの共振周波数を決定し、この共振周波数を目的の工学単位に変換します。