これまで、ユタ州ブリガムシティ近郊のマンチュア貯水池から流れてくる小川沿いの住宅所有者や事業主は、小川から流れてくる高水量に関する警告をほとんど受けていませんでした。この状況を改善するため、ブリガムシティの当局は Intermountain Environmental, Inc. (IEI) と契約し、マンチュア貯水池に隣接する流域と水供給路用のハイブリッド洪水警報システムを設計、設置しました。このシステムは、小川の洪水の可能性や危険な水位を緊急要員に通知します。
2008 年 3 月、IEI は Campbell Scientific 社の CR800 データロガーと RF450 スペクトラム拡散無線をベースにした 3 つの測定ステーションを設置しました。まず、IEI は貯水池の入口付近のコンクリート暗渠の水位を監視するステーションを設置しました。2 番目のステーションには、貯水池の出口 (放水路) 付近に設置された圧力トランスデューサーと、出口付近に設置された雨量計が含まれます。
3 番目のステーションは峡谷の下流にあり、ブリガム シティに流れる小川のパーシャル水路の静水井戸に圧力トランスデューサーが設置されています。最後に、IEI は CR800、RF450、および COM310 音声モデムを備えたベース ステーションを近くの市庁舎に設置しました。
システム操作
ベース ステーションは、各ステーションから毎分水位、流量、または雨量のデータを要求します。貯水池の水位が高い、または小川の流量が高いなどの警報条件が満たされると、CR800 は COM310 を介して通話を開始し、関連する警報に基づいてカスタマイズされた音声応答を緊急要員に提供します。ブリガム シティは、特定のカスタマイズ可能な水位、流量、および雨量を警報条件として指定しています。また、緊急要員はいつでもベース ステーションに電話をかけて、すべてのシステム データの音声レポートを聞くことができます。
ブリガム シティは、キャンベルの LoggerNet および RTMCPro ソフトウェアを使用して作成された社内 Web サイトをまもなく開設し、ステーション ネットワーク全体の現在のデータをすべて表示します。ネットワークでは、電子メールや SMS テキスト メッセージを送信することもできます。