2015 年 4 月、サンディア国立研究所 (SNL) は、モントローズ大気品質サービス (MAQS) と契約し、プロセス廃水処理施設の既存の SCADA システムをアップグレードしました。このシステムにより、所有者はアルバカーキ市が要求する排出許可の問題に準拠しやすくなります。
SNL は、処理水を捕集して市の下水道に排出するために保管する水処理およびサンプリング施設を運営しています。保管タンクが満杯になると、水のサンプルが採取され、研究所での分析に送られます。水タンクは、排出許可証に指定された品質基準を満たしている場合、市の水処理システムへの排出対象として選択されます。
オリジナルの SCADA システムは 1994 年に導入されました。このシステムは次の機能を提供しました。
SCADA システムは、データをローカル コンピュータ ワークステーションに送信しました。ワークステーションでは、機器の制御、ステータス レポート、アラーム通知が可能でした。リモート通信と制御は利用できませんでした。
MAQS が指定、購入、構成した新しいシステムは、上記のすべての機能を備え、リモート通信および制御機能も追加しました。システムは Campbell Scientific CR3000 データロガーによって制御され、入力と出力はマルチプレクサと電圧制御スイッチ モジュールを介して行われます。システム機器は次のとおりです。
MAQS は、 LoggerNet Remoteを介して監視および制御機能を提供するために施設ネットワークを統合しました。同社は、 LoggerNet Adminサポート ソフトウェアの操作専用で、SNL ネットワーク経由で有効化される、ローカル コンピュータ ワークステーション上にRTMC Pro表示 画面を開発しました。このプラットフォームにより、リモート オフィスからの監視および制御機能、およびLoggerNet を実行している PC を介して担当者への電子メール アラートおよびステータス通知が可能になります。